家の押入れから出てきたLDをついつい見ていると今期春アニメに全くついていけてないおメモです、こんばんわ。
もう殆ど見れてません、今期は諦めました。
個人的にもともと期待できそうな作品が少ない自分的には不作のシーズンなので終戦モードです。
カバネリとキズナイーバー、迷家、くまみこ、ハイフリぐらいかなぁ見てるの。
文豪ストレイドッグスとマクロス、コンレボはぼちぼちあとから見ます。それ以外はしばらく放置のそのうち消去ですかね。
でも、おっサンテレビだけはやっぱ別格でした。熱い!!暑っ苦しい!!やってくれましたよ。
なんてたってあの『ボトムズ』をやるんですから。それも一年も高橋良輔が続くんですよ、高橋良輔。
おっさんにとっては新作なんてどうでもいいレベルの話です。
先シーズンはモスピーダやっていて今年はボトムズ。この時期にこのラインナップ、時代の流れ、物事の本質をわかってらっしゃる編成の人に感謝です。
来春はダグラムやってくれないかなぁー、いやいっそレイズナーやって下さいレイズナー。圧倒的にカッコいいですから。
この辺りも書きたいこといっぱいありますけど、それはまたいずれゆっくりと。
で、前の学級新聞の続きです。そうですLD見返し話。
ゴソゴソと掘り返してみるとダンボール一箱分ぐらいのLDが出てきました。
20~30枚ぐらい??ボックスシリーズなんかあったりするので作品的にはもっと少ないですけどそんくらい。
もちろんまだ見きれていません。
とりあえず見たいものから見だしてます。
この間までは『くりいむレモン』でしたが、流石に飽きてきました。
なので見出しタイトルの作品です(っていってもサブタイですけど)。
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』
通称、“0080”とか“ポケ戦”って呼ばれている作品です。
ガンダムって初代、俗にいうファーストは絶対神ですから、シリーズとしては最も好きな作品です。
初代は別にしてΖ、ΖΖ、逆襲のシャアと失敗作が続いた(興行的には成功ですけど・・・)直後で、富野御大から離れて当時ちょっと心配してたのを思い出しました。
ちなみに見出しタイトルは第一話のサブタイ。思わずオヤって思うほどなにげにカッコいい。
たしかこの作品のサブタイって『茶色の瞳に映るもの 』や『河を渡って木立を抜けて 』、『嘘だといってよ、バーニィ』などなど各々にちょっと洋画や海外小説、有名なフレーズなどの引用があったりして、当時ひとりニヤニヤしてた恥ずかしい思い出もあったりなかったり。
富野御大から離れてよかったよほんとに。
もちろんガンダム作品ですからモビルスーツが主役なのは間違いないですけど、この作品はあくまでガキが主役の子供目線で作られています。
ガキが鬱陶しいんです。
もうイライラすること間違いなし!!腹立つ腹立つ(笑)
途中で何度もぶっ殺したくなります。お前がややこしくしてるんじゃー!!って
でもわかるんですこの鬱陶しさが。
無垢、無知、無邪気にはイライラします。でもこれって自分のガキの頃を思い出しての近親憎悪、同属嫌悪なんですよきっと。
出てくる大人はカッコ悪いんじゃなくて、仕事ととしてちゃんとこなしているのに切なくてやりきれない。
大人ってこんなもんですよ実際。そこにめんどくさいガキが混ざると話がややこしくなる。
物語としてはやるせないバッドエンドです。
けど最後はちょっとスッとします。何も出来ない無力さを自覚できるから。
富野ガンダムって基本的には少年の成長物語なんです。
でもよく間違えられるのが少年から大人への成長じゃなくて、少年から青年への成長なんです。
青年は大人の一歩前、少年~青年~大人になるんです。
最近は青年って言葉をきかなくなりましたが、今風にいえば厨二??
悩み、こじらせ、もがき続ける年頃ですね(笑)
あと諦めも入るかも。サイキッカー的かもしれないですね。
この作品は超人的な能力のニュータイプは出てきません。あくまで普通の兵士と少年しか出てこない普通の物語です。
ガンダムのくせに弱いし負けるし、そもそも大した戦闘してないガンダムなんて他にあります?
そういう意味では青年への成長物語としては富野ガンダムを純粋に継承しています。
富野カンダム信者としてこの作品は富野作品じゃないのに好きでいられるんです。
DVD、Blu-rayにもなってますし、配信でもいくらでも見れる昨今にわざわざLDで見なくてもとは思いますが、たった6話ですし全部見ても180分ほど、ちょっと長めの映画ぐらい。
っていうかまとめて一本の映画として見ればいいと思うよ。
よくOP、EDを飛ばす人いますけど、おすすめできないですね。
椎名恵の曲が作品の世界観をよく表してたりします。EDのタイトルバックを含めた表現は秀逸。
ガンダムを全く知らない人にも勧められる作品とは思いますが、あまり人に勧めたくないですね。
世の中には知らないほうが幸せってこともありますし。
作品中の大多数の一般登場人物やNPCと同じです。
そういや前回の冬コミは行ってませんが、日本橋で委託同人誌を漁ってた時にこんな同人誌見つけました。
『memory in the pocket 0080』(黎明ネルトリンゲン)
ポケ戦の後日談ですけど全然エロくないです。戦闘も無いぐらいですし。
『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の頃の話なので、3年後ですね。みんなほんの少しだけ大人びてました。
でも大人じゃない。
この人もポケ戦好きなんだろうなぁー。
この同人誌をメロンブックスで見つけた時、反射的に買ってしまったのは正解でしたね。
0083といえば、08小隊の後番組が0083。
関テレもわかってる人がいるようです。
関テレ版08小隊の番組表解説には笑わせてもらいました。ホントに好きなのがよく分かる。
ぜひぜひ0080もお願いします。
この作品ってクリスマス前の話なんで、昔どうしてもクリスマスの時期に毎年必ず見てましたような気がします。
世の中が浮かれポンチな時期に切ない話はある意味定番。
今年のクリスマスの頃になっらもう一度見なおしてみよう。