僕は、お笑いやってると、こだわってますね、とか言われるんですが、かなり誤解があったりするので、照れます。
僕のこだわり方は、ひとことで言えば、めんどくさいことをいかにしてやらないように済むか?
ということに尽きます。
こないだ、8月1日に、ライブのお誘いのLINEを作家さんからいただいたのですが、それに関する僕の返事がこれです。
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◯◯さん、お誘いありがとうございます。
ふざけんな!っていうような理由なんですけど。
8月の1日と言えば、PLの花火大会がありまして。
で、なんといいますか、僕、帰りの電車で必ず寿司詰め状態になっちゃうんです。
必ずです。
花火観てないのに、です。
こういうのを、こういう正直な理由で判断できるのが、よしもとを辞めてフリーになった最大の特権と思っております(笑)。
ライブ自体がとてもいいライブだということと、前回僕が出させていただいたことへの感謝。
そして、そのわりにたいしてなにもできなかったことの反省。
色々あって、それらはすべて正直な感想です。
しかし。
僕は花火観てないのに、帰りの電車で必ずギュウギュウになるのが許せないのです。
ふざけた理由ですが、懲りずにまた誘ってもらえたらと思いますし、また、こちらからも◯◯さんをお誘いできたらと思います(≧∇≦)。
嫌わないでください(≧∇≦)
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以上です。クズでしょう(笑)。
嫌われたような気もします。
でも、僕は、内なる僕がめんどくさい!って思った気持ちに出来るだけ忠実にしてあげたいと思っています。これだけは、外せないのです。
めんどくさいことを避けるために、アホみたいに長い文章を打つのは平気なんです。
人混みを避けるために、二駅歩く、とか、そっちのほうが結果しんどいやんけ!ってなるようなことでも、邪魔くさがりな自分を最大限尊重して生きてきました。
僕のこだわり方は、なんにもないです。
めんどくさいことをしたくないだけなんです。
同じことを二回言って、二回とも、「え?」って聞き返されることってありますよね。
その時、僕は、あきらめます。
そして、長々とこう言います。
「二回言って二回とも聞き取れなかったってことは、神様がまだそのセリフをその相手に言うべき時ではないと、邪魔をしているに違いないので、また、いつか、言うべきタイミングがあれば、きっと伝わるでしょう」
で、そのあと、LINEで、聞き取れなかった内容を打ち直すというボケをしたりします。
そっちのほうがめんどくさいやんけ!
いや、そっちのほうが楽しいんです。
僕にとっては。
こんな感じで生きてるので、ホントに嫌われてると思いますが、知ったこっちゃありません。
僕は、自分の持つ権利の範囲の中で、テキトーに生きてるのです。人に迷惑をかける権利はありませんが、自由な発言で嫌われる権利はあると思っているからです。
でも、お笑いだけはこだわってるんでしょ?
って自分で自分に思ってたことはあります。
しかし、よく考えたら、そうでもなかったです。
一番、ひどいのは、面白いネタを思いつくとしますよね。
そのネタが、女が主人公だとします。
女の服装を用意するのがめんどくさいから、男に主人公を無理やり変えて設定を変えて、ネタを作ったりします。
日常茶飯事です。
小道具を一切使わず、たくさんネタをすると、すごいですね、って言ってくれる人がわりといます。
小道具を用意したり、コントによって、服を変えたりするのが、絶対に嫌なだけです。
もし、女が主人公のネタを男に無理矢理設定を変えて、ネタをやって、面白さが落ちるようでも、やるのか?
僕をそこまでバカにしてはいけません。
それはやりません。
その時は、そのネタ自体をやらないだけです(笑)。
とかく、僕は、ずっとそうしてきました。これからも、変わらないのだろうなあと思います。