アワーズルームで竹内先生と一緒に『続・新アイドル十戒』というイベントをやっています縛りやトーマスです。声優、アイドル、芸能スキャンダルなどについて考察した上でアイドルとして犯してはならぬ十戒を定めようという企画です。毎月第二土曜日に開催、次回は2/13(土)ですのでぜひお越しください。
こちらのアワーズ学級新聞でも本イベントでは言い足りない考察、雑記などを書きたいと思います。第一回は去年行われたももいろクローバーZのライブ『ももいろクリスマス2015~Beautiful Survivors~』観戦記。
ももいろクリスマス(略称・ももクリ)は2013年、西武ドームの『White Hot Blizzard ももいろクリスマス2013 美しき極寒の世界』に初めて行き、最低気温4℃を記録する極寒を経験した上、規制退場の波に巻き込まれ帰りの高速バスに乗り損ねるというドジをかまし「真冬の西武ドームには二度と行かないぞ!」と思ったものの生バンドによる演奏をバックにしたパフォーマンス、松崎しげるによる「国立ライブ決定」のサプライズ演出を現地で体験した興奮と感動に「来年も行くぞ!」と決意、翌年の『ももいろクリスマス2014 さいたまスーパーアリーナ大会 〜Shining Snow Story〜』にも参加。そして今回の2015年と無事3年連続の参戦。
ただ今回がいつもと違うのは開催地が軽井沢スノーパーク(群馬県)というスキー場。軽井沢なんてももクロのライブがなきゃ絶対に行かないだろう。僕は群馬の地に初めて足を踏み入れる。
現地の日中気温は氷点下になることもあるといい、2013年の最低気温4℃を下回る氷点下のスキー場での、しかもオールスタンディングライブ!一体どうなるのか想像もつかない。なにしろ僕は最低限の防寒着しか持っていないのだ。このままでは現地で凍え死ぬのは明白!とはいえ今回は二日分のチケット(12/24、25)9000×2=¥18000に往復の高速バス代、さらに軽井沢までの電車代、その上一日現地で宿泊しなくてはいけない、その分の金もかかってももクロライブ過去最大の出費となる。防寒着など買っている余裕はないのだ!しかしよく考えたら防寒着などそれほど必要ないのだ。どうせライブが始まれば体を動かしあたたまるのだから厚着すると汗で濡れて最悪風邪をひくだろう。ここはいつも着ているドカジャンにトレーナー、タートルネック重ね着、ネックウォーマーだけで充分だ。とはいえスノーブーツは必要だろう。専門店で確認すると平気で¥8000とかするのでパス。ホームセンターで¥1980のものを購入。ズボンをどうしようか迷うが足元の防寒を舐めると痛い目に遭うのは以前任天堂Wiiを買うために真冬の量販店に並んだ時ズボンの下にスウェットを履いていて乗り切ったことを思い出し、ユニクロのネット通販でウォームパンツを¥4000ほどで購入。届いたのを履いてみると激的に暖かい!買ってよかった。手持ちの金で用意できる最低限の防寒スタイルで出発。
23日の夜に出発、翌日新宿へ到着。JRで大宮まで行き、そこから北陸新幹線のはくたか555号に乗って一路軽井沢へ。車内はモノノフ(ももクロファン)でいっぱい。乗車率120%。1時間半ほどで軽井沢に。新幹線を出た途端、寒風吹きすさぶ。思えば遠くに来たもんだ。前日の予報では「二日目の24日が一番寒くなる」とは聞かされていたが曇り空とはいえそれほど厳しい寒さではない感じ。後でわかったことだが予報を裏切ってそれほど気温も下がらなかったそうだ。
シャトルバスでスノーパークまで移動。40分ほどかかるため車内ではモノノフを飽きさせないためももクロちゃんによる音声アナウンスがずっと流れる仕様。スター・ウォーズ風テーマとともに「お前たち、よく来たな!」とダースベイダーの声真似アナウンス、他愛無いトークを聞いているとあっというまに現地へ。その時には晴れておりももクロの「ツイている」感を味わう。
雪は「やや積り」のゲレンデ。下はサクサクの新雪。本当にゲレンデでやるんだな…という思いを新たに。会場はA~Dの4ブロックに別れており、僕のチケットはAブロックの整理番号前半。ツイてる!数千人収容の会場でAブロック整理番号前半はかなり近くでメンバーが見え、表情も確認できた。大航海ツアー以来の近距離に寒さも忘れ盛り上がる。この日は広瀬香美作曲の冬ソング『泣いちゃいそう冬』でスタート。これも定番の冬ソング『白い風』までノンストップ。有安杏果の強く歌い上げるソロの部分ですでに高まる。まだ5曲目なんだけど!
ももクリではあまりやらない『Z伝説~終わりなき革命』を披露、『Chai Maxx』から『月虹』(セーラームーン!)という繋ぎもいい。熱くノれる曲で高めてからしっとり聴かせるのはこの時期に染みるわ~
『words of the mind -brandnew journey-』に有安ノフの俺さらに高まり、高城れにちゃんがマジックを披露するクリスマスのお約束『サンタさん』では去年
高城「来年は火を使ったマジックやりたい!」
玉井「おいやめろ」
というやりとりがあったので予告通りのファイヤーマジック。れにちゃんが杖をかざすとステージ上部の骨組みにある部分から火が吹き出すという、レニー・ポッターと不死鳥軍団!燃えろ!もっと燃えろ!!
本編は『JUMP!!!!!』で〆となったのですが、この曲の
♪似合っているジャン キレっキレだJUMP
の歌詞でモノノフが一斉にジャンプすることあるんだけど今回の真下は雪。しかも2時間のライブで踏み固められてやや凍ってるし。ジャンプするのは…ちょっと怖い!なのでこの日は遠慮(周りには普通に飛んでる人いたけど)。
そしてアンコール。登場曲『overture』とともにゲレンデをメンバーがソリで滑降してステージに!という演出が、前日はあーりんが最近TV番組『ももクロChan』で「スキーは私が唯一人並みに出来るスポーツ」などと豪語していたことからこの場面でソリに乗って登場するも牛より遅い花魁の歩みのごとくただ一人出遅れてノロノロとゲレンデを滑ってきたのだった。でこの日はソリをスキーに履き替え登場。これなら早いはず(そうかな)!もちろん誰よりも遅く滑り降りてくるあーりん。まるでラスボスのように現れる大天使あーりん。圧倒的存在感…!
この日は布袋さんの『サラバ、愛しき悲しみたちよ』で寒さも完全に吹き飛ぶ完璧な〆。規制退場の上、会場を後にするわけですが、僕はこの後泊まれるところを探さないといけないのです…
で、長くなったのでこの続きはまたの機会に。